悪あがき…















人に…心酔するって…
あなたに会って初めて経験した…




他の人たちの熱気に押されて
潰されそうになる気持ちも…




とてもかなわない
気持ちが胸の内に静かにひろがる




だけど同じものを愛する人の
気持ちはわからないはずがなくて




いっそう…
激しい焦燥感にかられた



私もその中に位置してみたくて
熱狂して流されて…みたかったの…
 


負けてはいられない…ような
そんな気持ち…だった…





そんな気持ちで書いた
私の小説をさっき…読み直してみたの…
乱雑な感情の剥き出しに溢れていて
…気恥ずかしい





よくもこんなものを晒してしまえたのか
がわからない







公開処刑みたいなもの…



 




今日の夜になり…
ハッとしたの
ようやく気がついたのかもしれない




私があなたに恋をしてから…
あなたが心にずっと根をはっていたから






だからもう一年が経たないまでも
恋人がいない空白が続き過ぎているの




ずっと…私の横には…誰もいない…
キスさえしていない…
  






もしかしたら…これで終わりになる
のかもしれない





だから…私…悪あがき…してるのかしら





あなた以外に男性と…
意識的な関わりがなくなっていたの…




私のなかに以前はふんだんにあった
女の部分が
あなたにあってから影を潜めた…





生身の男ではない…あなたに
恋をしているようなものだから…当然ね…




たしかに当然…だけど私は誰からも
触れられることがなく






もう残りの時間をこのまま…終えてゆくのかしら






…これではいけないって
今夜は…いい加減…思った…





だって…私…まだ女を…やめてはいないから…








 







最後まで読んでいただき
ありがとうございました
画像感謝してお借りしています

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